花とみどりのコラム

スズランの日~産地訪問~

スズランの日~産地訪問~

今年もやってきました!スズランの季節。
「純粋な愛」や「幸福の再来」という花言葉をもち
古くから「幸せをもたらす花」として愛されてきたスズラン。
5月1日の「スズランの日」が周知されてきたこともあり
年々人気の高まっている、私も大好きなお花です!

スズランの産地に行ってみた!

今回はハンナのバイヤーがスズランの産地を訪問。
長野県飯山市の「梨元農園」さんにお邪魔しました♪


年々人気の高まるスズランですが
なんと苗を養成するのにかかる期間は2~3年。
選別にも人手のいる、とても時間と手間のかかる植物です。


梨元農園さんでは、それでもスズランを楽しみしている人々のために
技術を磨き、病害虫などの困難を克服しながら
圧倒的な品質と量のスズランを栽培されています。

「出荷までに長い年月と手間ひまかけました。
香り、花付きが良いスズランをお楽しみください。」

スズランの飾り方

手間をかけて大切に育まれ、私たちの手元に届いたスズラン。
少しでも長く楽しむための飾り方をご紹介します。

切花のスズラン

他の切花と同じように水切りをしていきます。

スズランはあまり丈が長くないので小さめの花瓶に向いています。
葉っぱも鮮やかなグリーンでお花の白さが映えますね!
なるべく涼しい場所に飾って、こまめに水替えをしましょう。

根付きのスズラン

根っこの付いているスズランは、まず根の土を落とします。
水が濁らなくなるまで何度か水を替えながらキレイにしましょう。
ここで丁寧に土を落とすことで
根っこの美しさまで存分に楽しむことができます。


花瓶は根っこが見えるように透明なガラスベースがおすすめ!
半分くらいまで水を入れて、スズランを生けます。
こちらも切花と同様に、涼しい場所に置いてこまめに水替えをしてくださいね。
お花が終わった後は、土に植えてみてください。
うまくいくと来年以降はご自宅に咲くスズランを見られるかもしれません♪

愛情とたゆまぬ努力、そして奥信濃の清らかな自然があってこその
梨元農園さんの高品質なスズラン!
現在スズランが栽培されているのは
長野県、新潟県、北海道のごく限られた地域のみとのことで
年々希少なお花になっています。
運良く花屋でスズランに出会えたあなたはそれだけで「幸福」なのかも
今年はぜひ、その幸福を大切な人にお裾分けしてみてくださいね。

 

「スズランの日~産地訪問~」の内容はYouTube hanna CHANNEL

動画でもご覧いただけます。


筆者:中西 編集:蒲原

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