ダリアの選び方から下処理の方法、飾り方まで
10月になり、やっと秋の風を感じるようになりましたね。
ゆっくりとお花を楽しむいい季節です。
ゆっくりとお花を楽しむいい季節です。
今回は秋が旬のダリアをご紹介していきたいと思います。
ダリアとは
9月~10月が旬のダリア。
今まさに旬の季節です!
ダリアは咲き方によって表情が違い、その多様性が魅力の一つです。
ダリアは咲き方によって表情が違い、その多様性が魅力の一つです。
品質が良く、色々な品種のダリアが店頭に並びます。
今、人気の品種をご紹介します。
ダリアの品種
品種名「星の王子」
花びらの先が細くとがって咲く「カクタス咲き」の品種です。
名前の通り、星のように明るい黄色と大きめの花が華やかですね。
品種名「みっちゃん」
花全体がボールのように丸くなった「ボール咲き」の品種です。
カクタス咲きに比べて、若干花持ちの良い印象です。
品種名「ハミルトンジュニア」
平らな花びらが幾重にも重なった「デコラティブ咲き」の品種です。
ダリアの選び方
ダリアを選ぶ時には、満開やつぼみのものではなく、
花の中心が開ききっていない7~8分咲きのものを選ぶと
長く楽しむことができます。
ダリアは1番後ろの花びらが最初に咲いた花びらです。
こんな感じで傷んでいるものは少し日が経っている証拠です。
また、日が経つと葉っぱも黒く傷んでくるので、
花びらや葉っぱに張りがあり、色鮮やかなものを選びましょう。
花びらや葉っぱに張りがあり、色鮮やかなものを選びましょう。
ダリアはそれほど日持ちの良い花ではありません。
気温や環境に左右されますが、だいたい5日くらいと覚えておいてください。
ダリアの下処理
そんなダリアを少しでも長く楽しむために重要なのが
飾る前の下処理!
まず、ダリアの大きな葉っぱは水をたくさん必要とするので、
少し残して余分な葉っぱは取り除きます。
次に水中で「水切り」をしていきます。
切り口からたくさん水を吸えるように、
このように大きく斜めに切りましょう。
このように大きく斜めに切りましょう。
すべての下処理を終えたら、次はお好きな花瓶に飾っていきます。
ダリアの飾り方
花が大きく、横向きに花を咲かせるダリア。
全てを正面に向けてしまうと、なんだか見られてる...!?
圧迫感があり野暮ったい印象になってしまいがちなので
横向きや後ろ向き、長さに変化をつけると
自然な雰囲気になります。
茎が細くて花の大きいダリアは、
口の大きな花瓶では花の向きを定めづらいので
口の大きな花瓶では花の向きを定めづらいので
口の細い花瓶がおすすめ。
一輪でも十分華やかなダリアですが、
季節に合わせて、秋の草花や、
動きのあるグリーン、
枝物や実物を合わせることで、もっと素敵に飾ることができます。
今回はフジバカマやミシマサイコなどの秋の草花と
ユキヤナギ、ヤブサンザシを用意しました。
ユキヤナギを1本入れると動きが出ていいですね
ヤブサンザシやユキヤナギの伸びやかな動きに合わせて
ダリアも自然に見えるよう
横や後ろ、高さや奥行きも意識しながら生けてみました。
小さめの花瓶には、花瓶の縁にダリアの頭がのるように
短く切って生けることでバランスが良くなります。
初心者の方は、小さめの花瓶に1輪から初めてみるのがおすすめです。
ぜひお気に入りのダリアを見つけて
過ごしやすくなってきた秋の季節を楽しんでください。
hanna CHANNELでは、動画でよりわかりやすくご紹介しています。
筆者:中西 編集:蒲原