花屋の店頭には色とりどりの春のお花が並び、心癒やされる季節。
「チューリップ -飾り方のコツ- 」の内容はYouTube hanna CHANNELで前回のスイートピーに続き、今回もおすすめの春のお花からチューリップをご紹介します！
チューリップってどんな花？
「咲いた 咲いた チューリップの花が〜♪」
お花に詳しくなくても「チューリップは分かるよ！」
なんて方も多いのではないでしょうか。
切花としての旬の時期は1月～2月。
春というにはまだ少し早い季節ですね。
この赤いチューリップのような「一重咲き」がよく知られていますが、
さらに可愛い「八重咲き」やおしゃれな「パーロット咲き」など
色々な咲き方を楽しむことができます！
チューリップは光と温度に敏感。
切花になっても光に向かって茎を伸ばし花びらが開いたり閉じたり…
お部屋に飾りながら日々の変化を楽しみましょう。
チューリップを飾ろう
瑞々しく、張りのあるチューリップ。
青々としてピンと伸びた葉っぱまで美しい！
水上がりがよいお花ですが、
まずはお水の中で水切りをしていきます。
花瓶に生けるときには水に浸かる葉っぱは
丁寧に取り除きましょう。
手で取り除いても良いですが、
このようにナイフなどで軽く切れ込みを入れると見た目がキレイ。
実は花屋の仕事で1，2を争うくらい好きな作業です(笑)
スッと葉っぱが取れた時は気持ちよく無心で続けられる作業なので、
ぜひ20本くらい揃えてやってみてください(笑)
花瓶の水の量は「少なめ」。
水に浸かる部分を少なくすることで茎が腐ってしまうのを防ぎます。
でもチューリップはお水が大好きなので、毎日新しい水に替えてあげましょう。
生ける花瓶は、一輪なら口の小さいものがおすすめ。
飾りたい向きに定まってくれるので生けやすいです。
茎の太いチューリップをたくさん生けたいときには、もちろん口の広い花瓶が必要！
高さを変えて動きを出したり、片側に寄せて流れを意識したりと
生き生きとしたチューリップを魅力的に生けましょう。
光と温度に敏感なチューリップ
飾る場所にも注意が必要です
リビングなど暖かい場所だとあっという間に開いてしまうので、
玄関やお手洗いなど気温の低い場所がおすすめ。
生けた次の日にはピン！としてたり、逆にうねっと動きがでていたり…。
日々色々な表情を見せてくれるチューリップの魅力を皆さんもぜひご堪能ください♪
動画でもご覧いただけます。
筆者：中西 編集：蒲原
