枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴13年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回ご紹介するのは、我が家の環境でも順調な成長をみせる「エピフィラム クリソカルディウム」。
とはいえ育てるのが苦手な種族なだけに、気を抜くことは許されません。
エピフィラム・クリソカルディウムってどんな植物?
メキシコに自生するサボテンです。日本では昔から親しまれている「月下美人」のようなクジャクサボテンの仲間になります。
似たようなギザギザ系では「アングリガ―」(フィッシュボーン・カクタス)が有名です。
育て方としては、森林サボテンと呼ばれるリプサリスに個人的には近いと思ってます。一般的なサボテンよりも水やり多めで管理しています。
伸びに伸びた
上述したフィッシュボーン・カクタスも育てています。
ただ上手く育てられず、枯らす(腐らせる)か、キレイにギザギザが出ないかです。
原因は寒さと日照不足と分かっているものの、その具合が難しい…
ぷっくりと肉感のある姿にはなりません。
その印象もあってクリソカルディウムも不安しかありませんでした。
しかし「ご心配無用」と言わんばかりに目まぐるしい成長を遂げています。
それほど好条件ではない日照環境で、しっかりと波打った葉を伸ばしてくれています。
そしてドンドン伸びます。もうイイヨ…って言いたくなります。
どこまで大きくなるのか分かりません。
大きくなっても吊り鉢で育てられる点がグッドです。
乾いた土
買ってきたときの土をそのまま使っています。
ココチップをベースにした土のようです。
古くなっているためガチガチに固まっている状況。
あまり良くないですが、ものすごく水はけはいいので春までは植替えを控えました。
この成長具合を見ているとフィッシュボーンもココチップで管理した方が安心できそうです。
室内で管理すると風通しが悪く、鉢が乾きにくくなるので僕は観葉植物も無機質の土で育てています。
硬質赤玉、日向土、蝦夷砂を6:2:2で配合。水はけ重視。
それでもココチップ単体の方が水はけ、渇き度合いは上なので、次の植替えでは赤玉とココチップのコンビを試します。
植物ガチメーター
それでは最後に「エピフィラム・クリソカルディウム」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:15点
まだ未知数な部分もあるのでこの点数。土を変えたときの水やりが怖い…
・仕立てやすさ:16点
葉の剪定したときの断面が気になる。光の方へ伸びていくので、たまに向きを変えてあげればOK。
・成長速度:18点
5月~10月が成長期。グングン育つ姿は見ていて楽しい。
・大阪適合度合い:18点
注意したいのは寒さくらい。暑いのは大丈夫そう。
・好き度:17点
園芸に自信を取り戻させてくれる優しい子。
総合得点:84点
以上です、編集長。
筆者:鈴木 編集:蒲原