枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…

趣味の園芸歴13年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。

今回は僕のサンスベリア愛を目覚めさせた「キルキー・プルクラ・コパトーン」をご紹介。

サンスベリア・キルキー・プルクラコパトーンてどんな植物？

以前よりも流通量は増えて来たので、たまにホームセンターでも見かけるようになりました。店頭では「プルクラ」や「キルキーコパトーン」と略されて並べられていることも多いです。

詳しい情報はネットで検索しただけでは見つからず、自生地は不明です。
サンスベリア自体は南アフリカ、マダガスカル、東南アジアが主な自生地になります。

サンスベリアでは珍しい茶系の葉色が特徴です。

「コパトーン」の意味

この言葉を聞いて「何か聞いたことあるな？」と思った方もいるはず。
そうです。日焼け止めの商品名と同じですね！

Copper(コパ)「銅」と、tone(トーン)「色」を合わせた英語になります。
銅色の葉を、そのまま英語で表現しています。

 kirkii(キルキー)、Pulchra(プルクラ)は両方とも「美しい」を意味します。

寒さは大敵

サンスベリア全般に言えることですが、キルキーコパトーンも寒さへの耐性はありません。5℃を下回る環境は危険信号です。
冬場、気温が5℃以下になる部屋に、葉の大きさが40cmくらいになる株を3鉢ほど置いていました。
そして…３鉢とも枯らしてしまった経験があります…

寒さにあたった個体はジワジワと弱っていくというよりは、急激に枯れ込むので対処が難しいです。
一度枯らしてからは早め早めの寒さ対策を心がけています。

成長はマイペース？

成長期に水を適切に上げないと、他のサンスベリアに比べ成長速度がゆっくりな気がします。
水をあまり与えなくて良いイメージがありますが、成長期は水を欲しがります。

今年の成長は鈍かったので、来年は水やりを増やし、薄めの肥料をこまめに与えて成長を見守っていこうかと思います。

植物ガチメーター

それでは最後に「サンスベリア・キルキー・プルクラコパトーン」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。

・育てやすさ：18点
寒さにさえ気を付ければ大丈夫！
水やりも気を遣うほどではないので育てやすい。

・仕立てやすさ：15点
結構、硬い葉。形を変えるのは非常に難しい。
群生すれば、それだけでカッコヨシ。

・成長速度：16点
成長期の水やりと肥料！？
早く大きく育てたい人は、有機質の土が良さそう。

・大阪適合度合い：18点
寒さ以外はOK！

・好き度：20点
アンティークな銅葉が美しい。唯一無二の存在。

 総合得点：87点

以上です、編集長。

筆者：鈴木　 編集：蒲原