枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は不屈のギザギザハートさん、「シェフレラ・ノバ」をご紹介。
シェフレラ・ノバってどんな植物?
ブラッサイア・ノバと呼ばれていたりもします。
「ノバ」は「ノヴァ」と表記されたり。
多くのショップ、植物園ではブラッサイアの園芸品種とされています。
その一方でフィリピンに自生する「Schefflera schizophylla」だという説もあります。
実際に画像を見てみると、後者の説が有力そうです。
大きく展開するギザギザの葉がビッグ・インパクト!
葉の大きさに比べ枝は細く、しなやかです。
強風対策として進化を遂げた姿なのかもしれません。
復活の「N」
小見出しは「ノバ」の「N」です。
2023年の夏、かなり弱らせてしまいました。
原因は暑さだったのか、イマイチ分かりません。
徒長ぎみになり、葉数も少なめ。
日照が足りないのかと思い、明るめの場所に移動させてもダメでした。
秋に入っても状態は上がらず。
根詰まりを疑い植え替えましたが、それほど根は詰まってなかったです。
冬になり、室内管理へ切り替えてからが見ものでした。
調子がピーンっと復活!
育成ライトの近くに置いたのが要因か…
ベランダに出していた春~秋の期間より断然、良好。
葉数も増え、良い状態で新しい春を迎えることができました。
やっぱり日照だったのか…
今年はベランダでもLED照射をして管理してみます。
基本はイイ子
この子が置かれていた園芸店のお母さんが言っていました。
「切っても、切っても、すぐに枝も葉っぱも出てくんねん」
生育環境が良いと、それくらい成長速度も速いみたいです。
我が家でも遅くはないですが、やっぱり日照が少し足りてない気はしています。
葉が大きく、密集するので生育にとって風は重要な要素です。
風が足りないと徒長するだけでなく、ハダニやカイガラムシが発生しやすくなります。
たまに水圧強めの放水をしてあげると、ご機嫌が麗しくなります。
植物ガチメーター
それでは最後に「シェフレラ・ノバ」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:18点
弱った原因が断定できてないので。
・仕立てやすさ:20点
下からも葉が出るので、まとまりが◎
・成長速度:19点
すぐにモッサモサになる。
・大阪適合度合い:19点
冬は室内で!
・好き度:20点
ギザギザの葉、最高!しかも痛くなーい。
総合得点:96点
以上です、編集長。
筆者:鈴木