まだまだ厳しい暑さが続きます。
今回は二十四節気では13番目の時季である
「立秋 ( りっしゅう ) 」についてお話ししていきます。
立秋とは
立秋とは、8月7日から8月22日頃の時季を指します。
早くも秋の始まりを表す季節となりました。
まだまだ暑さが続く時季ですが、このあたりを境に季節が夏から秋へと移り変わっていきます。
暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わるのもちょうどこの頃です。
旬の食材
立秋の旬な食べ物は「モモ」「トウモロコシ」。
太陽の光を浴びた食材はジューシーで味わい深いものが多いです。
モモにはペクチン、トウモロコシには食物繊維が含まれているため、腸の健康を助け、取り込んだ栄養を効率よく吸収する効果があるようです。
食材から近づく秋を感じてみるのも良いですね。
旬の花
立秋の花は「ツキミソウ」「ツユクサ」
ツキミソウは夜に花を咲かせ、ツユクサは朝に花を咲かせます。
それぞれ咲いている時間が異なる為、朝夕の散歩でも違った景色を楽しむことができます。
この機会に朝と夕方の涼しい時間帯を狙って、秋の花と秋の空で、秋のはじまりでもある「立秋」を感じてみてはいかがでしょうか。
旬のコト
地域により異なりますが、8月13日から8月16日あたりに各地でお盆を迎えます。
お盆は「先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく」昔から馴染みのある文化の1つです。
この期間は、実家に帰省し家族で過ごす方も多いのではないでしょうか。
この期間は、実家に帰省し家族で過ごす方も多いのではないでしょうか。
故人と過ごした時間を振り返り、再び懐かしい思い出を感じれる優しい時間を作ってみましょう。
七十二候
- 涼風至(すづかぜいたる)
- 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 蜩が鳴き始める
- 蒙霧升降(ふかききりまとう) 深い霧が立ち込める
※七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間を指します。
筆者:髙木 編集:油井・関戸・蒲原