春が終わり、季節も初夏へ移りかわる6月になりました。
そろそろ梅雨入り。
二十四節気では毎年6月6日〜6月20日あたりの15日間を「芒種(ぼうしゅ)」と呼びます。
あまり聞きなじみのない季節の名前ですが、今の季節である芒種について説明していきます。
芒種とは
芒種の「芒(のぎ)」とは、稲や麦などイネ科の植物の先端の棘のような部分のこと。
この為「芒種」という言葉は、稲科の植物の豆まきに適した時期の事を指します。
想像しやすいのは田植えの時季ということでしょうか。
主食となるお米の種を蒔く、大切な時期として認識されています。
旬な食材
旬のものは、味わいが良く栄養価も高いため、積極的に摂り入れたい食べ物です。
芒種の時季は初夏らしい、梅・トマト・メロン・みょうが などが旬を迎えます。
蒸し暑くなり、はやくも夏バテ気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
比較的食べやすい食材なので、体調がすぐれない方にもおすすめです。
旬な花
散歩をしていると、その季節の様々な花を楽しむことができます。
特にこの時季見ごろを迎えるのが、紫陽花 です。
色鮮やかな色の紫陽花は、この
時季ならではの楽しみのひとつです。
普段あまり気にされていない方も、この機会に散歩やサイクリングで、季節の変化を肌で感じてみるのはいかがでしょうか?
筆者:髙木 編集:油井・関戸