花をプレゼントするときに枯れないものを探している方もいらっしゃいます。
一昔前に比べると、「枯れない花」として親しまれている人工的な花(造花)も種類が増えてきました。
その中でも代表的なものを、いくつかご紹介いたします。
1.ソープフラワー
名前の通り「石鹸」から作られた造花。別名は「シャボンフラワー」。
その魅力は何といっても香りです。造花の中でも色々な香りが楽しめるのは「ソープフラワー」ならでは。
リラックスや癒しの時間を演出するのにオススメです。
視覚的に華やかなタイプが多いのも特徴。
パッケージがシックで大人っぽいタイプは、幅広い年齢層に対応できるギフトとして重宝されています。
2.アーティシャルフラワー
いわゆる「造花」のことです。「アートフラワー」と呼ばれたりもします。
「造花よりもオシャレなもの」=「アーティシャルフラワー」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
遠目では生花と見分けがつかないほど。
香りを楽しみたい場合は専用の香水でスプレーしたり、アロマオイルにつけたりします。
造花によっては傷む可能性もあるので、専用のオイルを使うようにしましょう。
3.プリザーブドフラワー
特殊な加工によって水分を保持しながら花を乾燥させたのが「プリザーブドフラワー」。
本物の花が材料になっているので、自然な質感、風合いがあります。
また、美しい色を長期間楽しめるのもプリザーブドフラワーの特徴です。
手間が掛かっている分、他の造花よりも高価です。
ガラスドームやフレームアレンジでの販売も多くみかけます。
当店でも実店舗には取り扱いがございます。
時期によって入荷状況が異なり、在庫がない場合もございますので、ご来店の際には事前にご連絡ください。
4.ドライフラワー
インテリアショップ、雑貨店での取り扱いも増え、だいぶ身近な存在になりました。
ドライフラワーに向き、不向きがあるため種類には制限がありますが、オシャレなインテリアフラワーとして人気が高いアイテムです。
特にオージープランツは人気があります。代表格になるプロテアは花自体が希少で、高価な品種です。
自分でドライフラワーを作る方も増えてきました。
作り方をブログで紹介しているので、ぜひご覧ください。
◆【植物のあれこれ】ドライフラワーにする方法のコラムを見る 》
ドライフラワーも実店舗での取り扱いがございます。プリザーブドフラワー同様に在庫がない場合もございますので、ご来店の際には事前にご連絡ください。
5.まとめ
置く場所の環境に左右されにくい造花は、インテリア雑貨として大変に重宝するアイテムです。
一生のうちで、永く残しておきたい記念日のプレゼントに向いています。
また、気軽に暮らしへ草花を取り入れる方法としても、有効な手段です。
「造花と生花、どっちがいいの?」
と疑問に思い方も多いかもしれません。
実際、造花と生花を同等に比較するのは難しいと思います。
限りある空間や、ひとときの時間を楽しむという贅沢が生花の真価です。
それだけに、造花よりも印象的に記憶に残る一面を持っています。
あまりイメージがないかもしれませんが、意外に生花の花束って大きいものは重みがあるんですよ!
花束を受け取ったときの「ずっしりとした重み」、これも感動ポイントのひとつ。
造花も生花も、それぞれに魅力があります。
プレゼントするシーン、受け取る方の暮らしの環境に合わせて使い分けを楽しんでみてください。
筆者:鈴木 編集:蒲原