知ってると便利!
ご自宅で簡単✳︎ドライフラワーの作り方
お洒落なお部屋には必ずと言っていいほどあり、曲名にまでなった「ドライフラワー」。
花屋に限らず、雑貨屋さんや服屋さんアパレルショップなどでも店頭で目にする機会が増えました。
可愛い商品が沢山ありますが、自分でドライにしたものはもっと愛着が湧くと思いませんか?
気に入ったドライフラワーが見つからないな…なんて時にも使える、お家ご自宅で簡単にドライフラワーにする方法をお伝えします!
「ドライフラワー」に向いてる生花は?
バラ、スターチス、かすみ草など、花弁が多いもの、花弁や茎の水分量が少ないものが向いています。
逆に、ガーベラやユリなど水分量の多い花や、桜のように花弁の薄いものはあまり向いていません。
「ドライフラワー」を作るのに適した環境は?
秋から春にかけての乾燥した季節が適しています。
暖房器具を使用する冬などはエアコンの下などに吊るすと早く綺麗にできあがります。
暑い夏は晴れた日の日中に車の中に吊るす!なんて方法も。
作り方は?
①ハンギング法
一般的に知られている、お花を吊して乾燥させる方法です。
特別な準備も必要なく、手軽に始めることができるので初めてドライフラワー作りに挑戦する方におすすめ!
直射日光を避けた風通しの良い乾燥した場所に、生花を逆さに吊るしましょう。
部屋の中ではリビングがおすすめです。ドライに変化していく過程を身近で楽しむことができます。
また、逆さにすることで花弁が開かず綺麗な形を保ったままドライにすることができます。
②シリカゲル法
ドライフラワー用の「シリカゲル」(乾燥剤)を使用する方法です。
ハンギング法に比べて少し手間はかかりますが、お花の形が残りやすく、発色も綺麗です。
より生花に近い状態でお花を残しておきたい方におすすめ!
作り方は簡単なので、初心者の方やお子様でも作ることができます。
まず、ドライフラワー用のシリカゲルと密封できる容器を準備しましょう。
シリカゲルはホームセンターや100円均一ショップで購入することができます。
密封容器の中にシリカゲルを敷き詰め、ドライにしたいお花をその上に置きます。
密封容器の中にシリカゲルを敷き詰め、ドライにしたいお花をその上に置きます。
この時、容器からはみ出ないようにお花を短く切ったり、花弁だけの状態にすることがポイント。
さらにその上からシリカゲルを注ぎましょう。
花弁の間にも入るよう丁寧に、お花が見えなくなるまで敷き詰めていきます。
しっかりとお花が隠れたら容器を密封して、このままの状態で数日~1週間ほど置いておくだけ!
乾燥したお花は繊細なので丁寧にシリカゲルを払い、完成です。
簡単に色鮮やかなドライフラワーを作ることができます!ぜひ挑戦してみてくださいね。
綺麗な「ドライフラワー」を作るためにはポイントがあります。
①なるべく早いタイミングでドライフラワーにする!
お花を買ってきたら、まずは部屋に飾って楽しみ、枯れてきたらドライフラワーにする…と思われがちです。
しかし『綺麗なドライフラワー作り』が目的であれば若干違います。
買ってきたお花は、完全に咲き進んでしまう前にドライフラワーにしてしまいましょう!
咲き進むとドライフラワーにしたとき花弁が散ってしまったり、色が褪せてしまう原因となります。
②余分な葉は取り除く
なるべく早く全体を乾燥させたいので、茎の下の方に付いている余分な葉は取り除きます。
③乾燥させる時は輪ゴムで束ねる
花屋でつくる花束は麻紐などで束ねられている場合もありますが、ドライフラワーにする時には輪ゴムを使いましょう。
乾燥すると茎の水分が抜け細くなる為、紐で束ねていると抜け落ちてしまいます。
おすすめの飾り方
ドライにした花を数本束ねてスワッグに。
好きな花材で、気の赴くままに束ねてください!
束ねる際のポイントは、1番奥に置きたい花材から順番に重ねることです。
大きめの花材を手前に置くことでバランス良く仕上がります。
束ねるのは難しい!という方は、生花のようにフラワーベースに飾るのが簡単で素敵です。
素敵だなと購入された花、プレゼントでもらった花束、思い出の花。
ドライフラワーにしてなが〜く楽しんでください。
「ドライフラワー」にオススメのお花たち
最後にドライフラワーを作りやすいお花たちをご紹介します。
アジサイ
カシワバアジサイ
バンクシア ココシネア
エリンジューム シリウスクエスター
グレビア アイバンホー
バンクシアの葉
パンパスグラス
筆者:中西 編集:油井/関戸/蒲原
《ドライフラワーにもなる》手作りクリスマスリース
フレッシュな杉、ブルーアイス、ユーカリを使ったリースの作り方をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。