枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴13年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回はレアなフィロデンドロン「ジョーピィー」をご紹介。
フィロデンドロン・ジョーピィーってどんな植物?
種類が多く、観葉植物の定番フィロデンドロン。
日本でも古くから親しまれている植物です。
普及種に関しては小さいサイズになると100均ショップでも手に入ります。
最近では白い葉脈が美しい「バーキン」が人気ですね。
同じく人気のピンク色が目にまぶしい「ピンクプリンセス」もフィロデンドロンです。
「ジョーピィー」は1991年にオランダの植物学者ムーネンによって発見さた品種です。
昔は「ムーネニー」と呼ばれていました。彼女にちなんで付けられた名前です。
なぜ「ジョーピィー」に変わったのかまでは、調べることができませんでした。
希少種として販売されていますが、原生地の南米でも野生の個体数は減っているようです。
そんなレアな植物も、ごくたまにホームセンターで売ってたりします。
凄い時代になりました。
普通です
希少種と聞くと扱いが難しそうですが、育て方は一般的に流通しているフィロデンドロン達と大きく変わりません。
テラリウムで育てる植物のような高い湿度が必要かというと、そうでもないです。
もちろん熱帯植物なので、湿度高めが良いですが、加湿器を使えば十分に育ちます。
かなり葉が大きくなるので、成長すると場所を取りそうです。
ちなみに我が家では光が足りていないのか、今のところそれほど葉は大きくなっていません…
もはや『スタートレック』
とても魅力的な「ジョーピィー」の縦に長い葉。よく「犬のような形」と表現されます。
確かに、そうゆう風に見えなくもないです。
葉を見て僕がいつも思い浮かべるのは『スタートレック』の「エンタープライズ号」。
ご存じない方もいるかと思うので補足すると「エンタープライズ号」は宇宙船になります。
SF好きで、まだ作品をご覧になったことがない方は、ぜひ!
植物ガチメーター
それでは最後に「フィロデンドロン・ジョーピィー」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:18点
寒さには弱い。とは言っても極端に弱い印象はない。
・仕立てやすさ:14点
モスポール、ヘゴ支柱などに登らせないと、まとまらない。
・成長速度:15点
少しゆっくりな子。
・大阪適合度合い:18点
寒さ以外は大丈夫そう。直射日光はNG。
・好き度:20点
エンタープライズ号ですからね。それはもう満点です。
総合得点:85点
以上です、編集長。
筆者:鈴木 編集:蒲原