季節の旬な花 5選 4月の花
就職や進学など新生活をスタートさせる方も多い4月。
慣れない環境の中でも、花やみどりを愛でる時間はホッと力を抜いて癒されますように。
hannaから新生活を彩る5つの花を届けます!
ガーベラ
和名:花車(はなぐるま)
科名:キク科
属名:ガーベラ属
花はあまり詳しくないけど、この花は知ってる!という方も多いのでは?
まさに"お花!"
という雰囲気をもつ可愛らしいガーベラ。
最近ではパスタやスパイダー、ポンポンなど様々な咲き方の品種もあり、それぞれに変わった表情を楽しむことができます。
ちなみに4月18日は「よいはな」という語呂合わせから"ガーベラの日"に制定され、花屋にも色とりどりのガーベラが並びます。
店頭で選ぶ時は、花弁にピンと張りがあり、茎がしっかりしたものを選びましょう。
そして自宅で飾る時は、菌の繁殖を防ぐ為に少なめの水に生けてください。
マリーゴールド
和名:千寿菊(せんじゅぎく)
科名:キク科
属名:コウオウソウ属
人気歌手の曲のタイトルとしても有名になったマリーゴールド。
4月~6月頃と9月~10月頃の年2回最盛期があり、花屋で比較的長く目にする花。
花のサイズが様々なので、大きいものはメインに小さいものはサブにと多くの場面で活躍してくれます◎
花持ちは良く、強い香りが特徴的。
この香りが苦手な方もいるかもしれません。
茎は空洞になっていて折れやすく、取り扱いに注意が必要です。
綺麗に色が残るので、長く楽しみたい時はドライフラワーにするのがオススメ。
クレマチス
和名:鉄線(テッセン)
科名:キンポウゲ科
属名:センニンソウ属
細い茎の先にたれるベル型の花がとても可憐で優雅なクレマチス。
蔓のように絡む葉とリンリンと揺れる花々が、花束やアレンジに軽やかな動きをプラスします。
クレマチスはベル型の他にも一重咲きや八重咲きなど種類によって全く変わった表情が見られ、花が終わった後にできる種"クレマチス・シード"も切花として流通している珍しい花。
飾る時には余分な葉を取り除き、茎をななめに水切りすることでしっかりと水を吸わせることができます。
4月から秋にかけて長い間目にすることができるクレマチス。
様々な咲き方をぜひ堪能してください。
ビバーナム・スノーボール
和名:洋種肝木(ヨウシュカンボク)
科名:スイカズラ科
属名:ガマズミ属(ビバーナム属)
小さい花がボール状に集まり紫陽花のようにもみえるビバーナム・スノーボール。
鮮やかなグリーンが咲き進むと淡い白色に変化していくことから"スノーボール"と呼ばれています。
柔らかなフォルムと爽やかなグリーンはどんな花と合わせても相性抜群!
1本加えるだけで花束やアレンジがグッとお洒落になります。
店頭で選ぶ時は、花首がしっかりとしたものを選ぶのがオススメ。
自宅で飾る時は茎を短めに。
木質化した部分は、茎を半分に割って生けることで長く楽しむことができます。
ストック
和名:紫羅欄花(アラセイトウ)
科名:アブラナ科
属名:アラセイトウ属(マッティオラ属)
開花期が長く、この時季の花壇や街中で見かけることが多いストック。
優しい香りが春の訪れをはこびます。
通常花屋に並ぶのは、ボリュームのある八重咲きタイプ。
hannaでは八重咲きの他、淡路島の山本農園さんからとても珍しい一重咲きタイプも入荷します!
実は咲いてみないと八重か一重か分からない驚きを秘めたストック。
ボリュームのある八重咲きも素敵ですが、スラッとした茎と凛とした花弁の一重咲きも、また違った趣があります。
下の方から順に花が咲き、そして枯れていく。
枯れた花を摘み取ることで、先端の蕾まで綺麗に咲かせることができます。
筆者:中西 編集:油井