枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回はジャングル感が溢れる「アスプレニウム・ケンゾイ」をご紹介。
アスプレニウム・ケンゾイってどんな植物?
和名「オニヒノキシダ」。
日本では屋久島や大隅半島に自生しています。
屋久島原産のケンゾイを見たことがありますが、一般的に流通しているものよりも葉が柔らかく、おしとやかな印象を受けます。
僕の育てているケンゾイは、おそらく海外由来の遺伝子タイプ。
硬質のギザギザの葉が、放射状に広がり、成長していきます。
同じアスプレニウムのアビスやコブラは幅広な分、葉先が枯れると目立ちます。
それに比べるとケンゾイは葉が細い分、枯れが気になりにくい品種です。
ジメジメじゃなくてイイんです
シダ類の植物なので多湿ではないと育てられないのでは?と思う方もいるかと思います。
ケンゾイを含め、園芸店やホームセンターで販売されているシダ類の植物は普通の観葉植物と同じ育て方で大丈夫。
世の中に流通しているシダにはパルダリウム用のシダもあります。
そういったものは熱帯魚屋さんのような店舗で取り扱っていることが多いです。
ケンゾイの育て方としては少し湿度はあった方が良いので、こまめに霧吹きしてあげると喜びます。
夏に元気を失うことがあるので、暑さには注意を!
ハンギングもオススメ
熱帯系の植物は、置く環境によってはハンギングすると調子を崩す品種もあります。
本来は湿った地面を好むような品種になります。
他のシダに比べてケンゾイは、そこまで繊細な湿度コントロールは必要ないように感じます。
我が家ではハンギングで元気に育っています。
ハンギングすると葉裏まで霧吹きしやすいのは利点です。
植物ガチメーター
それでは最後に「スプレニウム・ケンゾイ」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:19点
初心者でも超安心!
・仕立てやすさ:19点
いまのところ樹形の乱れなし。
・成長速度:16点
思ったよりは遅い。
・大阪適合度合い:19点
シダの中では耐寒性がある。
・好き度:17点
もっと早くボーボーになって欲しい。
総合得点:90点
以上です、編集長。
筆者:鈴木 編集:蒲原