枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は覆輪斑のタンクブロメリア「ビルベルギア・ルイーズ」をご紹介。
ビルベルギア・ルイーズってどんな植物?
ブロメリアという熱帯系の植物です。
ちなみに定番の観葉植物になったエアープランツもブロメリア。
本来、ルイーズは表面が薄ピンクに染まります。
我が家の子はザ・緑。おしゃまなんです。
ルイーズの中には水玉模様が入ったりする個体もあります。
ビルベルギアは光、風、温度の差で、だいぶ模様や形に違いが生まれます。
基本的にはしっかり光を当ててあげないと色や模様は出ません。
これを失敗するとせっかく色の違う種類を集めても、ほぼ全種族が緑色になります…
吊りましょう
自然界では主に木などに着生している植物です。
筒状になった葉はコップのようになっていて、その中に水を貯め、吸収しています。
根からの水分補給は小量なため、大きなサイズの鉢に植えると根腐れの原因になります。
そのため、小さな鉢に植えてハンギングする方が根元が乾きやすく、腐りにくいのでオススメです。
吊るしてあげると風にもあたるため、引き締まった形の良い株になります。
置いて管理する場合は、鉢底の通気性を良くするためフラワースタンドを使うと◎。
ただ乾燥している環境が適しているわけではないので、湿度は必要です。
美しく育てる楽しさ
園芸の醍醐味と言えば、美しく育てること。
タンクブロメリアは手を掛けたときの反応が分かりやすく、面白いです。
アガベ同様、ビルベルギアも葉が伸びすぎないように引き締めて育てた方がカッコイイですね。
一度、ベランダで遮光をぜずに、自然の風+サーキュレーターで管理したことがあります。
ボディが引き締まり、発色もグッドでした!
ただ7月も同じ管理にしていたら、葉焼けと暑さで状態が悪化…
その後20%遮光に切り替え管理し、状態は改善しました。
我が家は午前中しか陽が当たりません。
そのため夏場の遮光は20%にしています。
1日中、陽が当たるような環境の方は、もっと遮光率を高くしていたりします。
植物ガチメーター
それでは最後に「ビルベルギア・ルイーズ」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:18点
手間も掛かりにくく、良い子!
・仕立てやすさ:16点
やっぱり引き締めるのは難しい…
・成長速度:18点
気づくと子株ができている。
・大阪適合度合い:18点
室内ならOK!
・好き度:16点
ごめんなさい…宇宙模様のビルが好きなの(涙)
総合得点:86点
以上です、編集長。
筆者:鈴木 編集:蒲原