枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は乾燥地帯に自生する蘭「ユーロフィア・ペテルシー」をご紹介。
ユーロフィア・ペテルシーってどんな植物?
形を見てピンときた方もいるかもしれません。
ユーロフィア・ペテルシーはアフリカの南部、東部が原生地の「蘭」になります。
蘭は主に熱帯地域で見られる植物。
その真逆のような環境に身を置くペテルシー氏。
現地の写真を見ると、ゴツゴツした岩場で群生しています。
雑誌『BRUTUS 珍奇植物』で初めて目にした時の衝撃は忘れません。
あれから9年近く経っていることを思うと、もうビザールプランツはブームではなく定着した感があります。
華奢で可憐な花がギャップ萌え
無骨な姿からは想像のつかない、可憐な花を咲かせます。
アロエのように茎のようなものを長く伸ばし、その先に蘭とは思えないほど小さな花を咲かせます。
どうすれば花を咲かすことができるのでしょうか。
残念ながら我が家に迎えて4年目ですが、咲いたことはありません…
退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
成長しているのか、していないのか分からないほどの成長スピード。
かなりのポーカーフェイスの持ち主でもあります。
1年を通して水や光が十分なのか、不足していのかが分かりません。
決して人の顔色をうかがうことのない、男前なペテルシー氏。
滅多なことでは動じることもないでしょう。
枯れたら僕の心が音を立てて崩れ去る植物のひとつです。
植物ガチメーター
それでは最後に「ユーロフィア・ペテルシー」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:19点
寒さには弱いはず。冬は室内であればOK。
・仕立てやすさ:20点
成長が遅いので手間も少ない。
・成長速度:8点
群生している姿を見たいのに…
・大阪適合度合い:18点
寒くなったらお部屋に入れよう!
・好き度:20点
珍奇の極み!
総合得点:85点
以上です、編集長。
筆者:鈴木 編集:蒲原