枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は斑入りが持てはやされるている世の中なのに、人気がパッとしない「ストロマンテ トリオスター」をご紹介。
ストロマンテ トリオスターってどんな植物?
南アメリカの熱帯地域が古里。
割と昔からある品種です。町の花屋さんでも、見かけることが多いかと思います。
正式には「ストロマンテ マルチカラー」という名前ですが、「トリオスター」「トリカラー」と呼ばれるの一般的です。
和名は「ウラベニショウ」。
古くから日本に定着している植物の多くは和名を持っています。
1mを越える大きさに育ち、空間にインパクトが欲しいときに活躍してくれます。
水、要ります
育てている環境にもよりますが、5月くらいから気温が上がってくると水をとっても欲しがります。
我が家はベランダ管理の影響もあるせいか、毎日上から水やりをしているだけだと葉先から枯れてきます。
少し深さのある受け皿に水を溜め、常時底面給水をするようにしてからは調子が良くなりました。
冬場も水が不足すると葉先から枯れてくるので、割とこまめな水分補給をしないとキレイな状態に保つのは難しい子です。
美しさはピカイチ
コントラスト高い赤、白、緑の配色は鮮烈。
白い部分が、薄ピンク色に染まったり、見ていて楽しいカラーリング。
にも関わらず、人気はイマイチ…
どこか古めかしいイメージがあるのでしょうか。
水やりさえ気を付ければ、かなり優秀な観葉植物なのに…
いつか日の目を浴びて欲しい植物のひとつです。
植物ガチメーター
それでは最後に「ストロマンテ トリオスター」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:17点
水やりだけ少し気を使う。
・仕立てやすさ:20点
形の崩れにくさも◎
・成長速度:17点
ドンドン葉っぱは出るけど巨大化は遅い。
・大阪適合度合い:18点
観葉植物にしては耐寒性あり。
(冬は室内に入れてね)
・好き度:20点
僕は君の魅力に気付いているよ。
総合得点:92点
以上です、編集長。
筆者:鈴木