枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は鮮やかなイエローカラーが目にまぶしい「フィロデンドロン ワルセウィッチー フラバム(オーレア)」をご紹介。
フィロデンドロン ワルセウィッチー フラバム(オーレア)ってどんな植物?
フィロデンドロン ワルセウィッチーの色が変異した個体になります。
色以外で変異した部分はなさそうです。
他のフィロデンドロンと同じく、南アメリカの熱帯地域が原生地。
成長も早く、暖かい季節はドンドン育っていきます。
名前についている「フラバム」は黄色、「オーレア」は金色を意味するラテン語です。
「セローム ゴールド」として流通していることもあります。
発色よし
葉の全体が色づく植物の中でも、フラバムのイエローは本当に輝くような色をしています。
部屋の雰囲気を変えてくれるという意味では、トップクラスの存在感ではないでしょうか。
気持ちいいくらいの鮮やかさです。
寒さは絶対ダメ
通常のワルセウィッチーと同様、寒さに劇的に弱い品種です。
大きく、キレイな状態を保ちたい場合は1年を通して暖かくする必要があります。
室内に取り入れても、常時加温をしていない我が家では冬は葉を落とします。
葉を落としても春先から新葉を出してくれるので、心配は要りません。
春~秋にかけては水をたっくさん与えましょう。
寒さ以外に対しては頑丈なタイプで、多少、水が切れても大丈夫です。
暗いとヒョロヒョロに
日陰にもよりますが、あまり暗いと幹が太く育たずに瘦せ細った姿になります。
夏場の直射日光は葉ヤケするのでNGですが、春や秋はしっかりと太陽光を浴びせた方が丈夫な姿に育ちます。
明るい室内で管理する場合は問題ないですが、ガリガリ君な状態になるようであれば育成用のLEDを使ってあげるだけで、随分と違ってきます。
ぜひ、試してみてください!
植物ガチメーター
それでは最後に「フィロデンドロン ワルセウィッチー フラバム(オーレア)」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:17点
寒くなったらすぐ室内へ!
・仕立てやすさ:14点
モスポールを使うのが無難。
・成長速度:19点
かなり早い部類。
・大阪適合度合い:17点
暑さ耐性はバツグン!
・好き度:20点
先祖返りしない安定のイエロー。
総合得点:87点
以上です、編集長。
筆者:鈴木