【学名】Malvaceae Hibiscus
【科名】アオイ科
【属名】フヨウ属
【原産地】アジアの熱帯地域など
【育て方】
▼置き場所
学名にある通り「ハイビスカス」なので基本は太陽が降り注ぐ環境で育てます。日照が足りないと間延びしたり、葉数が少なくなります。熱帯生まれとういうこともあり、暑さには体制があります。ただ夏の直射日光は葉焼けの可能性があります。室内から外に移す場合は、午前中だけ外に出すなどして、徐々に慣らしましょう。あまりに暑がっているようでしたら、半日陰や午前中だけ陽の入る場所へ移動して様子を見てください。
寒さには非常に弱く、寒がるとドンドン落葉していきます。15℃前後の温度をキープできると安心です。冬の間は日中は窓辺に置いてても、夜や寒い日は部屋の暖かい場所へ移動するようにしましょう。
▼水やり
お水が大好きです。4月~10月で25℃前後になるとドンドン水を吸います。5月~9月初までは土が乾き切る前に水やりをするくらいで大丈夫です。ただ、水持ちの良い土の場合は根腐れを起こす恐れがあるので、土の状態を見ながら調整してください。
水が足りないと割とすぐに葉が黄色くなり落葉します。あまりオススメはできませんが、一度この状態を見て、水切れの限界値を知るというのも方法としてはあります。
ほぼ成長が止まる冬は、水やりを控えめにしてください。鉢の土がしっかり乾いてからで大丈夫です。
▼肥料
置き肥、液肥どちでも大丈夫です。5月~9月に与えます。8月の35℃近い気温のときは根を痛めることもあるため控えてください。肥料を与え始めるときはメーカー記載の希釈率よりも薄めて与え、大丈夫そうであれば濃くしていきましょう。薄めで与えて、回数を増やしてもOKです。
▼その他のポイント
気温の低下や水切れで、葉が黄色くなり落葉します。すぐに対処してあげれば生育旺盛な分、リカバリーも早いです。変化が分かりやすく、植物を育てるイロハを知るのに丁度いい植物です。