枯らした植物、数知れず。
でも振り返りません。振り返ったら正気を保つことが出来ないから…
趣味の園芸歴14年目、鈴木です。
実際に育てたことのある植物だけを紹介するコーナーとなっております。
今回は葉脈好きなら一鉢は手にしたい「ピペル シルバティクム」をご紹介。
ピペル シルバティクムってどんな植物?
バングラデシュ、東ヒマラヤが原生地。他にインド、中国やミャンマーにも分布するコショウ科の植物です。
山林の地面近く、湿度の高い場所に密生しています。
以前紹介した「ピペル オツナツム」と同種になり非常に似た外見をしています。
お日様は好きです
ネットの情報だけ読んでいると半日陰を好み、耐陰性がありそうに感じます。
実際育ててみると、思っているよりも光が足りないと徒長したり、葉数が少なくなります。
キレイに育てるためには、ある程度明るい環境に置いてあげた方が良いです。
育成ライトで十分なので、光をしっかりあててください。
ジメジメは大切
湿度や水が足りないと葉を落とします。夏の暑さでバテることはないですが、水は多めに上げた方が良さそうです。
冬は寒さに弱いので屋外は完全アウト。
室内では加湿器&霧吹きによる葉水でご機嫌をとりましょう。
いぶし銀な哀愁が漂う
派手にではなく、静かにその銀色の輝きを主張してくる姿がカッコイイですね。
葉の深く濃い緑色と銀色のカラーバランスは、他の植物にはない美しさ。
白や黄色の斑入りに心躍っている自分が、とても恥ずかしくなります。
植物ガチメーター
それでは最後に「ピペル シルバティクム」に、超個人的な見解で点数を付けてみます。
・育てやすさ:16点
特性に慣れるまでが少し大変。
・仕立てやすさ:13点
つる性なので工夫が必要。
・成長速度:17点
環境が合えばドンドン成長。
・大阪適合度合い:17点
冬は室内で。
・好き度:18点
男前なお姿に惚れておりまする。
総合得点:81点
以上です、編集長。
筆者:鈴木